現在破竹の連勝中で30年ぶりの新記録を更新している藤井壮太四段。弱冠14歳という年齢で数々のプロ棋士を倒していく姿はまさに天才としか言いようがありません。
そんな天才である藤井聡太四段が幼少期の頃に使っていたスイス製のおもちゃがとても注目されています。そのおもちゃとはいったいどのような物なのか、どのような効果があるのか、そして値段はいくらかなど調べてみました!
目次
1. 藤井聡太を育んだスイス製の立体パズル「キュボロ」とは?
藤井聡太四段が幼少期に遊んでいたおもちゃよいうのがスイス製の立体パズルである「cuboro(キュボロ)」です!
このキュボロはスイスのキュボロ社によって開発された玩具であり、木で作られた同じ大きさの立方体に溝が何パターンかで彫られています。これを自由に組み合わせ付属しているビー玉を上から落として下まで落ちる道を作る遊びができるものとなっています。
歴史は古く1979年から研究開発され、1985年に子供と大人たちの玩具として市場に発表されています。
2. 藤井聡太が遊んでいた立体パズル「キュボロ」の効果は?
この藤井壮太四段が幼少期に遊んでいた「キュボロ」ですが、どのような効果があるのでしょうか?
立体パズル「キュボロ」の効果①:構成力
まず期待できる効果は構成力でしょう!キューブ型のパズルをスタートとゴールを意識してどのように組んでいくかで、このパズルの複雑さや大きさなどが変化していきます。子供はまずは簡単なものから作り成功体験を積むことになり、一度成功すると今度は自分の想像力に合わせて大きなものや複雑なものを作ろうとします。とはいえ無暗に組むのではなくスタートからゴールまで色々なストーリーをつけて組むことになると思います。
山をイメージした道を通ることで川をイメージした道に出て、その川を時にジェットコースターのようにクルクル回ったて楽しくビー玉が流れていくといった構成力が出来上がっていくのです。
立体パズル「キュボロ」の効果②:論理的思考能力
次に期待できる効果は論理的思考能力だと思います。このキュボロはあくまでもビー玉をスタートからゴールまでスムーズに転がして落とすおもちゃです。なのでどんなに複雑であっても、想像力が豊であってもスタートからゴールまでビー玉が流れなければ意味がありません。そこで子供たちはかならずキューブに彫られた溝がずっと続くように組んでいくことになります。
そして自分が作りたい山の道を作るにはその手前の道をどのようにすればよいか、川の道をクルクル回したいならば川の道はどこに作らなければならないかなど、前後の関係を無意識にでも考えなければならないことになります。この前後のつじつま(つまり論理)が合わなければビー玉はゴールまで行くことはなく途中で止まってしまうことになります。なのでこのおもちゃで遊ぶ子供たちは自然とこの論理を合わせてゴールを目指すということになるのです。
立体パズル「キュボロ」の効果③:集中力
またこのキュボロに期待できる効果は集中力でしょう!スタートとゴールを意識してビー玉の道を作る作業にはかなりの集中力が必要と思われます。構成力や論理的思考能力を駆使する環境の土台は間違いなく集中力でしょう。これもおもちゃの楽しさがあってのことだとは思いますが、時間を忘れて道を作っている子供の姿が想像出来ます。逆にこの集中力が養うことが出来なければ、このキュボロで複雑な道や大きなサイズの道を作るのは出来ないと思います。つまり複雑なものや大きなものができてくれば、集中力がついてきたと考えて良いかもしれません。
立体パズル「キュボロ」の効果④:直観力
そして最後にこのキュボロに期待できる効果は直観力でしょう!これは論理的思考能力や構成力と相反する能力なのではと思うかもしれませんが、子供にしかない大人には中々想像できない、ああしてみたらいいのでは?こうしてみたら面白いのでは?という直観で気付く力を発揮するポイントが多いおもちゃな気がします。
正直、論理的思考能力は構成力は大人になってもトレーニングすればある程度は養えるものです。他方、この直観力だけは養うことはできないでしょう。あくまでもこの気付きの成功体験を積み重ねていくしかない能力であり、このキュボロを実施することで多くの気付きの機会を得れるということだと思います。この気付きの能力こそ、大人になってからの能力を分ける分岐ポイントだと思います。気付いて実行することこそが能力の本質そのものでしょう!
4. 立体パズル「キュボロ」の値段や買える場所は?
そしてこんな優れものの立体パズルである「キュブロ」はどこで購入したりできるのでしょうか。
立体パズル「キュボロ」が買える場所は?
このキュボロの正規代理店は「アトリエNiki tiki」というお店ですが、けっこうネットとかでも販売されているので確認してみてください。ちなみに現在は藤井聡太四段で相当話題となているため、在庫切れのお店が続出しているそうです。
立体パズル「キュボロ」の値段は?
そしてこの立体パズル「キュボロ」の値段なのですが2017年5月現在の正規の値段は以下のものとなっています。
・cuboro スタンダード:32,000 円
・cuboro ベーシス:24,000 円
・クゴリーノ:24,000 円 ※キュボロシーリーズ入門編
ネットでは中古で6万円とかにまで高騰している物もありますので、値段は気を付けてください。スイスのとても小さな町で作っているため生産が追い付かない状態になっているようですが、現在は一時的な盛り上がりのためきっともうすぐ手に入り易くなる状況が生まれると思います。
とにかく、藤井聡太四段が才能を開花させるためのきっかけとなった可能性のあるこのおもちゃは大人も触ってみたいですよね!
この記事のチャナレはこれだ!
・藤井聡太は幼少期に立体パズルの「キュボロ」でよく遊んでいた
・立体パズル「キュボロ」はスイスで1985年から販売されて大人気となっている
・立体パズル「キュボロ」は構成力・論理的思考能力・集中力そして直観力を養うことのできるかなり優れたおもちゃである
・立体パズル「キュボロ」は値段がスタンダードで32,000円
・立体パズル「キュボロ」は値段が高騰しているがもう少ししたらこの加熱も収まる
・子供だけでなく大人も取り組んでみたい
コメントを残す