ぶっちぎりで人気のある政治家である小泉進次郎議員。やはりまず言われるのがそのイケメンぶりや国会議員には無い爽やかさなどが多くのファンを引き付けているということでしょう。
しかし、国民はそんなにバカではありません。特に選挙区である横須賀はもちろん小泉ファミリーの最強な地盤ではあるものの、時に80%の得票率を誇る進次郎議員の人気は実力の他に考えられません!
この実力というのが進次郎議員のやはり若手とは思えない発言力と強い意志、そして何よりも聴衆を惹きつける演説力にあるのです!多くの人々を魅了する演説とはどのようなものなのでしょうか?
1. 小泉進次郎の演説のつかみ
まず小泉進次郎議員の演説の特徴といえば、その話をする際のつかみにあると思われます。つかみとは聴衆を自分の話に引き込むためのかなり重要な部分。この箇所を失敗すると聴衆は全く話を聞かない、もしくは話を聞いても頭に残らないなどの状況になってしまいます。
進次郎議員はここで必ずちょいボケを入れてきます!以前秋田県での演説の際は「秋田はいつ来ても飽きないですね~」などのかなり低レベルのボケです!しかし、この低レベルボケが聴衆の緊張を一気に緩和させてくれます。聴衆はしっかりガードを固めて話を聞こうとしますから、このギャグでクスクスっとさせてガードを下ろさせ、話が自然に入ってくる状態にしています。
また進次郎議員は聴衆に対しての感謝のサービスも忘れていません!必ずその聴衆の方々やその土地の長所をしっかり褒めるのです。聴衆はそれを聞いて、お世辞かと思うかもしれませんが嫌な気分はしません。そういえば、ある漫画好きでギャングのような服装を好むセメント会社をしている政治家の方は聴衆の人々のことを「下々の皆様~」といつも本人が考える目線で言ってしまうという大失態を犯したことがありますね(笑)。見方によってはかなりエッジの効いたギャグです。私はけっこう好きですが(笑)。
そして必ず進次郎議員はこの演説に関わる人々の感謝を言葉にします。これはとても大事で、聴衆の人々はこの演説者には多くのサポーターがいて、そのサポーターととても良い関係性なんだと自然に思います。それが演説者への信頼へ繋がっていくのです。
このように、進次郎議員のつかみは「聴衆のガードを下し、気分を良くさせ、信頼を得る」という本題に入る前に話を聞いてもらえる環境を作っていると言えます。さすがですね!そしてイケメンなんですから、多くの人は話を聞きますよね!
2. 小泉進次郎の演説中の振る舞い
次に小泉進次郎議員の演説中の振る舞いについてです。この話をする際の振る舞いが更なる聴衆を惹きつける結果となります。
進次郎議員は話をしている最中、必ず聴衆の人と目を合わせながら話をしています。これを行うことで、思いや意思の伝わり方が倍増します。また聴衆は目を合わされたら一気に進次郎議員への信頼が増すでしょう。
そして話にはしっかりスピードの緩急をつけて、大事なポイントを自然とわかるようにしています。いくらファンといえども一言一句拾うのは無理です。集中力も続きません。その中で特に重要な部分だけ頭に残るように、強調しながらゆっくり話すことでそのポイントを聞かせているといえるでしょう。
それにしても進次郎議員に目を合わせられてゆっくり語られたら、ホロっといってします女性は多いのではないでしょうか(笑)。女性を口説く技術も兼ね備えていそうです!
3. 小泉進次郎の演説内容のポイント
また小泉進次郎議員の演説内容のポイントとして注目したいのが、必ず具体的なエピソードやストーリーが入っているということです。このことで聴衆はぐっとリアリティが増して進次郎議員がどのような事を伝えたいのか理解できるようになります。
そして政治演説には必ず相対する政党の政策などの批判が入りますが、進次郎議員は頭ごなしに批判をすることはなく、必ず相手の意見を尊重し、長所を見出して受け入れてから、自分の考えがそれを上回るものかを説明して納得してもらいます。
つまり聴衆をただキャッチーな言葉だけで引き付けようとするのではなく、聴衆に話を理解してもらい、聴衆に反対意見と自分の意見を天秤にかけてもらって自分の意見に賛同してもらえるようにしていると言えます。この流れで賛同した聴衆は今後も進次郎議員のファンとなる方が多いのではないでしょうか。決してどこぞの政党のように揚げ足取りにだけ奔走しているわけではないのです!
4. 小泉進次郎のしっかりとした演説準備
そして小泉進次郎議員の演説の中で一番大事なのが、しっかりと演説の準備をしているということです!賢い人や秀でた人なら、その場その場で面白い話をして聴衆を引き付けられるものだと思う方もいらっしゃると思いますが、どの方も事前準備をしっかりしているといえるでしょう。
事前準備をしっかりしているから、自信をもって話が出来るのです!逆に準備せずに話す際に、話す内容やエピソードが正しいか正しくないか迷いが入ってしまうと、その自信の欠けたポイントは聴衆に必ず伝わります。進次郎議員はこの演説準備を念入りにやられているそうです。だからこそ強く、自信を持って聴衆に話が出来るのですね。
このように進次郎議員の演説テクニックは政治の場面だけでなく、会社でのプレゼンなどに大いに役立つ内容ですね!多くの人は上司やクライアントなどの目上の人の前でギャグなど言えないかもしれませんが、逆に多くの人が出来ないからこそ、勇気をもってやることで一気に場が和み、そして印象に残るプレゼンとなるのです!小泉進次郎流演説術をすぐに実践してみてください!聞き手の反応変わりますよ!
小泉進次郎についてもっと知りたい方はこのまとめ記事をチェック!
この記事のチャナレはこれだ!
・小泉進次郎はつかみに低レベルボケを放り込んでくる
・小泉進次郎は聴衆をヨイショして、気分良くさせる
・小泉進次郎は感謝や信頼を言葉にして伝える
・小泉進次郎は演説中に聴衆へのアイコンタクトと話すスピードの緩急の変化をしっかり行う
・小泉進次郎は具体的なエピソードの導入や批判相手の尊重を大事にしている
・演説では事前準備が一番大事
・麻生太郎は聴衆を怒らせるほどのエッジの効いたつかみを披露した
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