先日WBAの世界ミドル級タイトルマッチで惜しくも敗れた村田諒太選手。ロンドン五輪金メダリストとして挑んだボクサン・エンダムとの世界戦は不可解な判定もありましたが惜しくも敗れてしまいました。
その不可解な判定により日本だけでなくWBAボクシング界全体が注目とされましたが、なんと村田諒太選手の次の試合はこのエンダムとの試合よりも遥かに高いファイトマネーである10億円以上の値がつくのではと言われています。それはどのようなことなのでしょうか。そしてその対戦相手とは誰になるのでしょうか。
目次
1. 村田諒太の商品価値は敗戦により上がった
村田諒太選手はエンダムとのWBA世界ミドル級タイトルマッチに敗れたことで更なる商品価値が上がったと言われています。そしてこれはもし勝利していたらここまでの価値は実現できていなかったかもしれないのです。
「これまで村田は元五輪金メダリストという肩書きはあったものの、世界トップクラスの選手と対戦したことがなかったため、ボクシング関係者は彼の真の実力を測りかねていた。だが、今回のアッサン・エンダムとの一戦で世界でも勝てる実力を証明した上に、敗れたとはいえ、“疑惑の判定に泣いた”という物語まで付いた。商品価値は跳ね上がっており、ケタ違いのカネが動く米国のショービジネス界も放ってはおかないでしょう」
つまり、村田諒太選手の実力として第一級のプロボクサーにも勝てる力があることが明確にわかったこと、そして疑惑の判定により世間の注目度が一層強まっており、次回の試合ではかなり多くの人が村田諒太選手の試合を見ることで、その試合の価値が格段に上がったことがあげられるということです。
WBAのメンドサ会長が村田諒太選手とエンダムとの再戦を要求しています。この因縁の再選の注目度はとても高く、ましてや村田諒太選手としては勝てる相手であるというのがわかっていることから挑戦のハードルはとても低いと思われます。そして初戦のファイトマネー5億円よりも、更なる大きな額が動くとも想定できます。スポンサーからかなりの金額が集まると簡単に推測できますね。すぐに再戦を指示したメンドサ会長は明らかにこのストーリーを描いていたと思います。
2. 村田諒太のWBC対戦相手はゴロフキン
しかし村田諒太選手は更なる大金を得る可能性も出てきました。この世間から注目されている状態でWBCの世界戦に挑んだ場合、対戦相手は現WBC王者であるゲンナジー・ゴロフキンと想定されます。ゴロフキンは37勝(33KO)という超人的な無敗王者であり、そこに現在の村田諒太選手が挑むとなると、相当な話題になるでしょう。
またゴロフキンが2017年9月にアルバレスと試合をする予定ですが、そのファイトマネーは20~30億円と言われています。もはや桁違いの金額を動かす人物であり、ましてや注目度抜群の村田諒太選手が挑むとなれば更なるファイトマネーがつく可能性まであります。
3. WBC世界王者ゴロフキンざっくり紹介
ゲンナジー・ゴロフキンは1982年4月8日生まれのカザフスタン出身です。14歳の時に兄の影響で始めたボクシングですぐに頭角を現し、現在までプロアマを通じてノックダウンやストップ負けの経験が無いという超人的な選手です。
クリンチさせないディフェンス感と絶妙な距離感に優れ、変幻自在なストレートとフックでダウンを奪えるKO率80%を超える破壊力と爆発力を持つ選手。
KO率80%というのも驚異的な数値ですね!つかず離れずのボクシングで相手を翻弄して相手をなぎ倒すというボクシングをやられます。
4. 村田諒太とゴロフキンはどちらが勝つ?
もし村田諒太選手がゴロフキンと対戦した場合、実際に勝利することができるのでしょうか。正直、村田諒太選手が疑惑の判定で負けた世界戦はWBAであり、ボクシングのレベル自体WBCと比べ劣ると言われています。強いボクサーはWBCに集まると言われており、そこで王者となっているゴロフキンは前回対戦したエンダムと比べ圧倒的に強いというのが前評判です。
ちなみに村田諒太選手はアメリカでの合宿中にゴロフキン選手とスパーリングをしたことがあるそうです。その時には村田諒太選手は「もうパンチが別もん。異質の強さだった」と脱帽したといわれています。
しかし、村田諒太選手の不屈の精神で挑めばゴロフキンを初めてノックダウンさせられるかもしれません。また村田諒太選手としてはゴロフキンにチャレンジャーとして挑めるため、プレッシャーも少ない中で挑めるのではないでしょうか。このような精神的な位置が試合に影響することは多々あり、十分に村田諒太選手にも勝機はあると思います。
このWBCの試合はもちろんまだ決まってませんが、村田諒太選手には是非WBCで戦ってもらいたいです!
この記事のチャナレはこれだ!
・村田諒太はエンダムに敗れたことで更なる商品価値が上がった
・村田諒太はエンダムとの再戦だけでも10億以上のファイトマネーが動くと推測
・村田諒太がWBCに挑んだ場合、相手は現王者の怪物ゴロフキン
・村田諒太とゴロフキンのファイトマネーは20億以上行くと推測される
・村田諒太はゴロフキンに対し挑戦者として挑めるので精神的には有利
・ゴロフキンはアマチュア時代からKOやストップ負けが無い超人
・村田諒太の不屈の精神なら勝てる
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