先日WBCバンダム級で13度目の防衛に敗れた山中慎介選手が王者復活する可能性が出てきました!なんと対戦相手のネリ選手に薬物の要請反応が出たそうです。もしかしたら先日の試合は無効試合とされ王者に返り咲く可能性があります。
1. 山中慎介ざっくり紹介
まず山中慎介さんについて簡単にプロフィールをご紹介します!
氏名:山中慎介
生年月日:1982年10月11日
出身地:滋賀県湖南市
身長:171㎝
出身大学:専修大学商学部
山中慎介さんは小さい頃は野球少年だったそうです。しかし、辰吉丈一郎さんの試合を見て憧れ、高校時代にボクシングを始めたそうです。そして能力が開花し、見事高校時代に少年バンタム級で優勝したり、インターハイ2位という好成績を残します。大学進学後はボクシング部の主将として活躍し、大学4年の国体が終わった時点でプロ入りを決意されます。そして帝拳ボクシングジムへ入門されます。
プロ入り後の活躍も凄まじく、2010年に日本バンダム級王者を獲得します。そして2011年11月には世界に初挑戦し、見事世界王者になります。プロ入り後から世界王者になるまで無敗を記録するという偉業も成し遂げました。そして現在まで勝ち続けプロ入り後の戦歴は27勝0敗2分19KOという凄い成績を残しています。はっきり言って強すぎです。
しかし、13度目の防衛戦においてメキシコのルイス・ネリ選手にTKO負けをくらい、王座から陥落しました。
2. ネリが薬物陽性反応!ドーピングに使用した薬物は何?
なんと山中選手と対戦したルイス・ネリ選手に薬物の陽性反応が出たとWBCから連絡があったというのです!
ネリの薬物使用疑惑とは?
まずネリ選手に対して以下のような報道がありました。
世界ボクシング評議会(WBC)は23日、京都市で15日に行われたWBCバンタム級タイトルマッチで13度目の防衛を狙った山中慎介(帝拳)にTKO勝ちしたルイス・ネリ(メキシコ)に、ドーピング違反の可能性があると公式サイトで明らかにした。
これは本当に驚きですね。この検査のタイミングについては試合前のものだそうです。そして、
日本ボクシングコミッション(JBC)には既に連絡があり、B検体や試合後に採取した検体の検査結果を受けてWBCと対応を協議する方針。
つまり、試合後に採取した検体での検査結果次第で決まるようですね。この検体の結果はとても楽しみです。
ネリがドーピングで使用した薬物は何?
そしてネリ選手が使用した薬物についてですが、ジルパテロールというものらしいです!
ジルパテロールは家畜を太らせる目的で用いられる物質で、ドーピングで使用されることが多いクレンブテロールと作用が似ている。
つまり筋肉を大きくする薬物です。もし本当にこの薬物を使用して試合に挑んだとなればそれは完全にアウトでしょう。
3. ネリは王者はく奪で山中が王者に復活?
そして気になるのはネリ選手がこの検査の結果を受けてクロだった場合に王者をはく奪され、山中選手が王者に復活するのかということですね。
ネリ選手が試合後の検査でも陽性反応が出てクロと認定された場合、王者ははく奪され先日の試合は無効試合となる確率が極めて高いといえます!
そしてネリ選手に対しては何かしらの厳しい処罰が下されることになるでしょう。過去にドーピングで陽性反応が出て王者をはく奪されたボクサーに対しては6か月の出場停止処分が下されています。
こうなると山中選手の王者が継続されることになりますね。もちろん13度目の防衛ということにはなりませんが記録は継続されることになるでしょう。
もしそうなった場合、次回の山中選手の試合の注目度が跳ね上がりますね!恐らくファイトマネーも注目度の高さから格段に上がるような気がします!
この記事のチャナレはこれだ!
・ネリは山中との試合前の検査でドーピング陽性反応が出た
・ネリの使用していた薬物はジルパテロール
・もしネリがクロだったら王者はく奪で出場停止になる恐れ
・山中の王者は継続されることとなり、次回の試合の注目度が半端なくなる
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