九州の新燃岳がある場所とはどこなのでしょうか。現在噴火活動が活発化しており、噴火警戒レベルも上がっている状況となっています。
そこで新燃岳の場所と現在の状況、入山規制されているかどうかについて調べてみました!
1. 新燃岳の場所はどこ?
まず新燃岳の場所についてですが、鹿児島県霧島にある1421mの活火山となります。丁度宮崎県との県境になりますね。地図はこちらです。
そして噴火前の画像はこちら。
火口も本当に綺麗ですよね!こんな綺麗な山が噴火するのは驚きなんですが、この新燃岳は火山活動が活発な山として知られています。そしてこの上記の画像は2011年の噴火前の火口であり、現在は噴火によって消失しています。
2. 新燃岳は過去にも噴火している?
そして活火山の新燃岳は過去にも噴火しています!被害が大きかった代表的な噴火をご紹介します。
享保噴火
1716年の江戸時代にマグマ噴火を断続的に繰り返し、この噴火活動は1年間続いたと記録に残っています。この噴火では死者5名・負傷者31名及び家畜の被害や寺社仏閣などの建物の多くが焼失しあっと言われています。
昭和噴火
こちらは1959年と1962年に発生した水蒸気爆発となります。マグマは噴き出ていませんが火山灰などにより農作物や林業に大きな被害が出ました。被害総額は10億2000万円に上るようです。また近隣の山々の固有植物の多くも枯死したと言われていますが、現在は復活しているそうです。
平成噴火
こちらは2011年の噴火です。火口から上空3000mまで噴煙が上る爆発を起こしています。この爆発による火山灰で近隣の街やインフラなどに大きな影響が出ました。この時は入山規制が2012年まで続きました。
3. 新燃岳の現在の噴火警戒レベルは?入山規制されている?
このように火山活動が活発な新燃岳ですが、なんと2017年10月11日に噴火警戒レベル3にまで引き上げられました。噴火警戒レベル3とは入山規制のことで、これにより新燃岳には一般の人は入れなくなったことになります。
新燃岳の近くに行く必要のある方は自治体から発表される規制情報に従って行動してください。
4. 新燃岳の噴火による被害は?
そして今回の新燃岳の噴火による被害ですが、もちろん死者などは出ていないものの、鹿児島や宮崎の宿泊施設などのキャンセルが相次いでいるようです。
これから秋の紅葉シーズンなどでとても賑わう予定だった場所だけに、今回の噴火は観光関連の被害が多くなりそうな感じがします。また、2011年の時の噴火の時のように、入山規制が長期間続いてしまった場合は、その近辺の宿泊施設への影響は大きいと言えるでしょう。
兎に角、早く新燃岳の火山活動が収まるのを待つしかなさそうです。できるだけ被害が少なくなることを祈っています。
この記事のチャナレはこれだ!
・新燃岳の場所は霧島にあり、鹿児島と宮崎県の県境となる
・新燃岳が2011年以降最大の噴火を記録した
・新燃岳の噴火警戒レベルが3となり、入山規制が敷かれた
・新燃岳は江戸時代からずっと活発な火山活動をしている
・新燃岳の噴火により観光産業に被害が出ている
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