日清食品の創業者である安藤百福さんが台湾人なのではと注目されています。
それもそのはず、来春の朝ドラで「まんぷく」というのが決定したのですが、それはまさに安藤百福さんの伝記がモデルとなるからです!あの日清チキンラーメンができるまでのストーリーとなります!
そこで安藤百福さんが台湾人なのかどうか、経歴やプロフィールなどをふまえて調べてみました!
1. 朝ドラ「まんぷく」のモデル!日清食品の創業者である安藤百福のストーリー!
来年度後期の連続テレビ小説で放送される内容が「まんぷく」に決まりました!
「まんぷく」は日清食品の創業者である安藤百福さんと妻の仁子さんがモデルとなっている物語であり、日清チキンラーメンが誕生する話を盛り込んだのストーリーとなっています!
脚本家はあの龍馬伝などを手がけた福田靖氏であり、内容はかなり期待できますね!
福田氏は「脚本家になって22年、とうとう朝ドラを書く日が来てしまいました。大概のことを経験してきたつもりで、正直、仕事に飽きちゃったかなと思うこともあったんですが、朝ドラを書くとなると話は別です。身が引き締まる思い」と心境を明かした。
このコメントからも「まんぷく」に対する並々ならぬ思いが込められるのではと思います。福田氏にとっても新たな境地を開拓するためにこのドラマ作成は大事なのだと思います。
また舞台が大阪ということもあり、しっかりコメディタッチの部分を含んで作成するとのこと。福田氏自身が楽しんで作りたいと言っていることからも、とても明るく楽しく、そして感動する作品が生まれるのではないでしょうか。
2. 安藤百福ざっくり紹介!日清チキンラーメンの生みの親!
そしてドラマのモデルとなる安藤百福さんについてプロフィールや経歴をご紹介します!
プロフィール
- 氏名:安藤百福(あんどうももふく)
- 生年月日:1910年3月5日~2007年1月5日
- 出身地:台湾
- 出身大学:立命館大学専門学部経済科
安藤百福さんは台湾の生まれなんですね!
経歴
- 22歳の時に父の遺産を元手に繊維商社を設立
- 23歳の時には大阪市に日東商会を設立し、繊維の貿易業だけでなく精密機械の製造なども行う
- 事業を経営すると同時に立命館大学の夜間学部に入る
- 大阪大空襲で工場を焼失
- 戦後は製塩業を営み、多くの失業者を支援
- 脱税容疑などで巣鴨プリズンに2年収監されるも、法廷で戦った結果釈放
- 1948年に日清食品の前身となる中交総社(のちのサンシー殖産)を設立
- 1958年に日清食品に社名変更
安藤百福さんの人生は本当に壮絶な内容です。安藤百福さんは戦争の前後で多くの辛酸を舐めてなお成長していく強靭な精神力を持つ方です。
元々裕福だった安藤百福さんは戦前に事業で成功し財を成し戦後もその財をもとでに事業を復活させ、拡大させていきますが、知り合いに頼まれて信用金庫の頭取なったことで、その信用金庫が倒産した際に負債を全て自分で背負い、家具すらも差し押さえられる完全な無一文となってしまいます。
そこからあの現在でも大ヒットしている商品チキンラーメンを開発し、大成功を収める姿はまさに大物でないとできないことでしょう。不屈の精神と信念を貫き通した結果得られたものはとても巨大なものでした。
3. 安藤百福は台湾人?国籍は日本?
そして気になるのは安藤百福さんは台湾人なのかということですが、歴史的な事実から判断する必要があります。
まず安藤百福さんは両親も台湾出身で台湾で生まれているので台湾人であると言えます。
しかし、安藤百福さんが生まれた1910年当時は台湾は日本領であり、つまり日本人であったとも言えます。
また安藤百福さんは戦後、台湾出身者に対して行われた、日本人としての国籍をとるか中華民国の国籍とするか国籍選択があった際に中華民国の国籍を選択しています。
そこから安藤百福さんは日本国籍を取得し日本人となられています。
つまり、安藤百福さんの国籍はという話では日本人となりますが、ルーツはどうかというと台湾人で間違いないでしょう。
とにかく、安藤百福さんの自伝的ドラマ「まんぷく」がとても楽しみですね!簡単に紹介しただけでも波乱万丈な人生を送っている方です。きっとドラマの中にでも大きな衝撃と感動が待っていると思います。
この記事のチャナレはこれだ!