ステルシングは日本でも犯罪!?性交中にコンドームを外すと合意の侵害!

スポンサーリンク

今アメリカで注目を集めている「ステルシングの犯罪性」を問う論文に注目が集まっています。そしてこの犯罪性はネットなどで法整備を急がなければならないという動きも活発になってきているそうです。

このステルシングとはいったいどういったことなのでしょうか?そしてこのステルシングは日本でも犯罪になるのでしょうか?

1. ステルシングとは何?

ステルシング犯罪

ステルシングとは、性行為中に相手に合意ないし避妊具などを外して性行為を続ける行為をいいます。ほとんどのケースでは男性がコンドームなどの避妊具をつけることが多いと思うので、被害者は女性だということです。

11月、ある男性とデートして数週間のことでした。「コンドームなしにセックスをしたい」と言われました。でも、したくありませんでした。避妊薬を飲んでいないんです。正確にはこう言いました。「交渉の余地はない。もしそれが問題なら、いいです。別れましょう」

性行為をしている途中で、彼はコンドームを取りました。動揺し、少し争いました。

後に彼と話し合いました。「もう別れます。これのせいです。本当にめちゃくちゃ」。彼が「心配するなよ、俺を信頼しろ」と言ったのが、頭に残っています。なぜなら、彼にとって私の信頼はいらないということを示しているから。

私が本当に悩んだのは、両者が合意したことへのあからさまな侵害だったことです。私は境界をセットしていました。とてもはっきりとです。

このような証言からも、男性にとっては単純な興味本位の行為であっても女性にしてみれば妊娠や性病のリスクを背負うことになることから、急に性的暴行を受けたという心境になる一方、どこまで悪い行為なのか明確に認識できず、自分だけこのように思っているのではと悩んでいる女性も多いそうです。

2. ステルシングは「同意の侵害」

ステルシング犯罪

この性交中に合意なしに避妊具を外すステルシングについて、多くの有識者や弁護士なども「同意の侵害」と警告しています。つまり相手をだます・欺く行為として性的暴行になるということです。

他方、このステルシングを同意の侵害ではあるものの性的暴行ではないという見解を示す有識者や弁護士もいます。つまり、相手と性行為の同意が無い状態で行為に及ぶことは強姦であり性的暴行であるが、性行為を合意した相手に対して避妊具を外して行う場合は相手を傷付けてはいるが強姦ではないという見解です。また性的暴行は性行為そのものが問題になるのに対し、ステルシングは妊娠や性病などの性行為の結果が問題となるという区別をしています。

スポンサーリンク



3. 世界ではステルシングをどう判断している?

ステルシング犯罪

そしてこのステルシングという行為に対して世界はどのように対応しているのでしょうか。先に述べたアメリカの例では現在法整備が必要という動きが出ていますが、ステルシングを取り上げた裁判例がないことからも、まだまだ不十分だということです。とはいえやはりアメリカの人権を侵害する問題の対応スピードは本当に早く、ウィスコンシン州やカリフォルニア州では州法案としてすでに提出され審議に入っています。

また、スイスの裁判所では2016年1月に性交中にコンドームを外して行為を続けた男性に強姦罪の判決が下されたという事例があります。これはステルシングの解釈を強姦ととらえた判例と言えるでしょう。

つまりアメリカやヨーロッパでは確実にステルシングは女性を侵害する行為であり、厳しく罰するという方向に向かっています。女性の人権をしっかり守るうえでとても重要な動きだと思われます。

4. 日本のステルシングに対して動きは?

ステルシング犯罪

そこで気になるのが日本のステルシングに対する動きです。弁護士の見解は以下のようになります。

「適法な性行為の最中に女性の意思に反してコンドームを外しても、その後に暴行又は脅迫をして強姦したという事情でもなければ犯罪にはならない」

つまり、日本ではステルシング自体は犯罪行為とはみなされないということです。アメリカやヨーロッパではこのポイントの法整備に入っていますが、日本ではまだ言及すらされず新たな性犯罪の処罰に対する刑法改正案でも全く触れられていないようです。

相変わらず日本はこのような特に女性の人権を脅かす行為に対しての法整備などの動きは圧倒的に遅いです。何か大きな問題が発生しないと検討しないという癖は中々抜けないようですね。これはあくまでも一例ですが、テクノロジーを追い求める思いと同じくらい、法整備や政治を発展させることも重要だと思います。

このようにステルシングはどのような犯罪かという議論の余地はあるものの、世界的に犯罪であるという方向性で動いてるのは間違いありません。男性が興味本位や自分本位で行うこのような行為が女性に対してどれくらい不安を与える行為なのかしっかり考える必要があると思います。いずれは日本でも法整備されることになると思うので、犯罪者にならないよう、また大切なパートナーを傷つけないようしっかり認識する必要があります。

この記事のチャナレはこれだ!

・性行為中に相手に合意ないし避妊具などを外す行為をステルシングという

・ステルシングは合意の侵害であり、犯罪であるという見解

・しかしステルシングが性的暴行かどうかという点は現在も議論されている

・アメリカではステルシングは犯罪として法整備が進められている

・スイスではステルシングは強姦として判決が出された事例がある

・日本ではステルシングは犯罪にならず、法整備の検討も行われていない

・日本は女性の人権などに対しては圧倒的に後進国であり、早急な改善が必要

・男性は自分の軽率な行為が大切なパートナーを傷つけることを認識しなければならない

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です