青い鯨(クジラ)ゲームの内容に注目が集まっていますね。ロシア発とされるこのゲームは、やることによって最終的には自殺に追い込まれるという恐ろしい結末となっているそうです。そして実害も多く出ていると言われています。
この青い鯨ゲームの内容とはどのようなものなのでしょうか。そして日本にも上陸しているのでしょうか。調べてみました!
目次
1. 青い鯨(クジラ)ゲームがインドで流行し多くの犠牲者を出す?
8月24日に青い鯨(クジラ)ゲームがインドで流行し多くの犠牲者を出しているとの報道がありました。
インドで「青い鯨」と呼ばれるゲームに熱中したとみられる少年が自殺する事件が相次いでいる。
※中略
主要メディアは、7月29日に西部ムンバイで14歳の少年がビルの6階から飛び降りたのが最初の死亡例と報じている。その後、約1カ月で南部ケララ州、ニューデリーで相次いで10代の少年が死亡した。
当局はいずれの事件も背後に「青い鯨」があるとみて捜査。ニューデリーの高裁は今月17日、IT大手グーグルやフェイスブックなどに対し、「青い鯨」へのリンクを見つけ次第、削除するよう要請した。
本来ロシアで流行っていたゲームですが、今はインドにまで飛び火してしまい、そしてそのゲームを行った青少年が自殺にまで追い込まれているとの報道です。インドではこの問題に危機感をすぐ感じ、規制に入ろうとしていますね。かなり影響力の強いゲームだと言えるでしょう。
2. 青い鯨(クジラ)ゲームの内容とは?
そして気になるのはこの青い鯨(クジラ)ゲームの内容ですね。
このゲームはもともとロシアのインターネット上にアップされたゲームで、ブルーホエールチャレンジと言われてもいます。このゲームの内容は以下になります。
1. ロシアのSNSサイト・VKontakteにて、ゲームマスターとコンタクトを取る
2. ゲームマスターは、「一日中ホラー映画を見る」「朝は4時20分に起きる」「指定された音楽を聴く」などとプレイヤーに要求し、プレイヤーはその命令を次々とこなしていく。
3. やがてゲームマスターはその中で、「腕や脚にクジラの絵をナイフで刻め」「ビルの屋上に昇って写真を撮れ」など、異様な行為をプレイヤーに要求する。プレイヤーは睡眠時間を奪われて判断力が鈍り、更にゲームマスターに自宅の住所といった個人情報を要求され従わないと本人や親を殺すと脅迫され、ゲームマスターに逆らえなくなっていく。
4. 更に少女の場合は「太っている」。少年の場合は「負け犬だ」などと自尊心を傷つけられる文言や、「“S”で始まる人生で最高のものは、土曜日(‘Saturday’)、セックス(‘Sex’)、そして自殺(‘Suicide’)だ」、「選ばれし者だけの世界がある」と自殺を仄めかす文言を送られる。
5. 「プレイから50日目に自殺せよ」と最後の命令をくだされる。
以上のような順序で50日間かけてゲームは進められていくそうです。実際にロシアではこのゲームによって130人以上が自殺したと言われています。
このサイトではご紹介出来ませんが、実際に腕にカミソリで鯨を描いて写真を撮り、アップしているものなどもあります。かなり精神的に追い詰めていくゲームだと言えるでしょう。
ちなみにロシアでは当局が介入し、2016年11月に当時21歳だったサイト運営のリーダーを逮捕しています。
3. 青い鯨(クジラ)ゲームは日本に既に上陸し、ロシアから命令を受けている?
そしてこの青い鯨(クジラ)ゲームが既に日本に上陸してしまっているかですが、現状ではそのような出来事はないようです。また過去にはロシアから外国のゲーム参加者に命令を出していたケースもあるようですが、今はそのようなことは無さそうです。
しかし、このゲームのようにメンタルが弱い少年少女を狙ったサイトがある可能性は捨てれないでしょう。この青い鯨ゲームのやり方は既に拡散されており、実際に南米の国々や中国では同じようなゲームが誕生し、実害も出ているらしいです。
日本も青少年のネットの使い方が問題となっていることからも、今後このような事件が出てくるような気がします。もちろん日本の警察も目を光らせているとは思いますが、法整備などがされるのは実害が出てからなのではないでしょうか。
この記事のチャナレはこれだ!
・青い鯨(クジラ)ゲームがインドで流行し自殺者が出ている
・青い鯨(クジラ)ゲームとはゲーム管理者がプレイヤーに指示を出し、50日後に自殺させるゲーム
・青い鯨(クジラ)ゲームはロシアが発祥。既に摘発されているが、ノウハウは拡散されている
・今後日本でも青い鯨(クジラ)ゲームが流行する可能性はある
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