前原誠司の無所属出馬の意味や目的は?民進党は解散し希望の党に?

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民進党の代表である前原誠司議員が次回の衆議院議員選挙を無所属で出馬するという報道が出ており、このことの意味や目的が話題となっていますね。

民進党の代表が無所属になるということはつまり、民進党を前原誠司議員も離党するか、もしくは民進党を解散し希望の党に吸収してもらうということになるのか気になるところです。

そこで前原誠司議員の行動の意味や目的について考えてみました。

1. 前原誠司ざっくり紹介

前原誠司の無所属出馬の意味や目的は?民進党は解散し希望の党に?

まず前原誠司議員について簡単にプロフィールをご紹介します!

氏名:前原誠司

生年月日:1962年4月30日

出身地:京都府京都市

出身大学:京都大学法学部

前原誠司さんは京都教育大学付属中学・高校を卒業し、1年間の浪人生活を経て京都大学に進学します。そして高坂正堯教授の下で国際政治学を学ばれました。大学を卒業するにあたって、外交官になるか大学に残るか政治家になるかと考えていた前原誠司さんは、高坂教授に相談し、「学者は天才でなければならない、外交官は東大が羽振りを利かせているし、おまえはおやじがいないからどうか。山田宏(自民党の政治家)を紹介してやる。」との助言を得て松下政経塾への入塾を決断したそうです。この松下政経塾への入塾から前原誠司さんの政治家人生が始まります。

山田宏さん曰く、前原誠司さんはとても熱血漢であり、入塾当初から凄まじい野心だったそうです。前原誠司さんはこの時から「外務大臣になって国の役に立ちたい」と考えていらしたそうです。

1991年に京都府議会議員となり、1993年には第40回衆議院議員総選挙で京都1区において日本新党公認新党さきがけ推薦で立候補して初当選されます。2005年には第44回衆議院議員総選挙にて再選を果たし、また民主党代表にも就任します。しかし、2006年に堀江メール問題に端を発した民主党への風当たりの強さの責任を取る形で代表を辞任しています。前原誠司さんにとって初めての民主党代表は半年程度で終わってしまいました。

その後2009年に民主党が政権を取ると、第一次鳩山由紀夫内閣で国土交通大臣に就任されます。そして2010年の菅直人内閣においては外務大臣に就任されます。これは戦後における最年少での外務大臣就任でした。またこの時に前原誠司さんが若い時からの夢がひとつ叶ったことになります。しかし、在日韓国人から政治献金を受けていることを指摘され、政治資金規正法に抵触する可能性があるため、2001年3月に外務大臣を辞任されました。

そしてその後は2012年の野田内閣改造の際には国家戦略担当大臣、海洋政策担当大臣、内閣府特命担当大臣として再入閣されています。また2017年9月に民進党の代表選に勝利し、党首に返り咲きました。しかし、山尾志桜里議員の不倫スキャンダルなどを発端に、民進党自体が大いなる危機的状況となっています。

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2. 民進党が希望の党に合流する?

前原誠司の無所属出馬の意味や目的は?民進党は解散し希望の党に?

9月28日の報道で民進党が新党である希望の党に合流し、次回の衆議院議員選挙で戦おうとしているということが公表されました。

民進党の前原誠司代表は28日午後の党両院議員総会で、希望の党との事実上の合流を提案した。前原氏は「我々の理想の社会を作るため、好き勝手な安倍政権を終わらせるため、もう一度2大政党を作るために、名を捨てて実を取る。その決断をご理解いただきたい」と出席者たちに訴えた。

つまり現在の民進党では、いくら安倍政権が森友・加計問題で国民に不信感を抱かせているとしても次の選挙で惨敗すると見切ったのだと思われます。また現在、民進党を離党し希望の党に入る議員が多いことからも、ここは選挙で少しでも野党の議席を多くする為に小池百合子人気にあやかろうと判断したのだと思われます。

そもそも希望の党と民進党は政治思想が真逆と言えますから、この合流が上手くいくこと自体不思議なのですが、希望の党もある程度は議席を確保したいことからも、支持基盤をしっかり持っている民進党員は取り込むかもしれないですね。

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3. 前原誠司は無所属で出馬する?その意味や目的は?民進党は解散?

前原誠司の無所属出馬の意味や目的は?民進党は解散し希望の党に?

また前原誠司議員は無所属で出馬するという報道がされています。民進党は希望の党に合流させようとしている傍ら、党首である前原誠司議員が無所属となるというのはまた不思議ですよね。

民進党の前原誠司代表が10月22日投開票で行われる見通しの次期衆院選に、自身は無所属で出馬するとの意向を、周辺議員に伝えていることが分かった。前原氏は「どんな手段を使ってでも安倍政権を終わらせる。野党がバラバラでは選挙に勝てない」などと述べ、民進党が届け出政党とはならず、公認候補を擁立しない方向で調整している。

この行動の意味や目的ですが、この記事にも届出政党とはならないと記載していることからも、民進党という名前は残るかもしれないですが、政党交付金などを国からは貰わない集団となる可能性があるということでしょう。つまり事実上の解散なのではないでしょうか。

そして現民進党の議員は希望の党に所属し、公認を貰うことで次回選挙を戦い、野党としての議席を確保するということなでしょう。この目的は確かにどんな状況であっても安倍政権に対して対抗していくということなのでしょう。

また前原誠司議員が無所属で出馬するというのは、やはり党の代表で責任もあること、また希望の党が強いとはいえ政治思想に隔たりがあること、自分は京都での強い支持基盤があり助けはいらず、今後の政治活動に幅を持たせたいことなどが考えられますね。

とにかく、次回の衆議院議員選挙は民進党という肩書や、最悪の場合は政党がなくなるということを示しています。そこまで大きな決断をして与党と戦う姿勢を示した前原誠司議員は結果次第では立派な判断だったということになるでしょう。

この記事のチャナレはこれだ!

・前原誠司が次回の衆議院議員選挙を無所属で出馬すると表明した

・前原誠司は民進党を希望の党に合流させてようとしている

・前原誠司は民進党を届け出政党としない方針であり、事実上の解散となるのでは

・前原誠司のこの判断の意味や目的は一貫して安倍政権を降ろしたいということ

・でも前原誠司は自分の今後も考え無所属となる

衆議院議員選挙日程は2017年10月22日!自民党か希望の党どちらが勝つ!?

2022.02.16

 

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