戦後から見ても現在が一番の緊張状態であるといってもよい北朝鮮情勢。トランプ大統領が北朝鮮近海に空母を派遣し先制攻撃を示唆、そしてアフガニスタンでは非核兵器最強の武器を使用して北朝鮮を威嚇するなど、かなりインパクトのある圧力をかけている状況です。
しかし、北朝鮮の金正恩はそのアメリカの行動に対し、真向から報復すると北朝鮮メディアを通して伝えています。北朝鮮の実質のナンバー2である崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長も明確に核攻撃で反撃することを4月15日に発表しました。
もちろん北朝鮮は表向きではアメリカに対して報復攻撃をすると言っていますが、現実的にアメリカ本土への攻撃は難易度がとても高く、それよりも近くの韓国と日本を攻撃対象にする確率がとても高いと言えます。
このような中、トランプ大統領は韓国に核ミサイルを再配備しようという動きも出ている状況ですが、北朝鮮もソウルを標的とした短距離ミサイル攻撃は常にスタンバっており、金正恩が一声かければ17分以内に500発のミサイルを撃ち込み、火の海にできるといっています。
この内容を考えた場合、実はソウルに対しては核ミサイルを打つ必要がなく、むしろ核ミサイルを打つならば実験が成功している中距離弾道ミサイルで日本に打ち込むのが自然なのかと感じてしまいます。また北朝鮮はアメリカ、ロシアに次ぐ生物化学兵器の保有量世界第三位の国です。日本には北朝鮮の工作員が沢山いると言われているので、その多くの工作員が一斉に生物化学兵器でテロを起こせば、日本は麻痺すること間違いないでしょう。
果たして北朝鮮から攻撃を受けることになった場合、日本はどのくらいの被害を受けるのでしょうか?
目次
1. 北朝鮮の核攻撃による日本の被害は?
まず検証するのは北朝鮮の核ミサイルが着弾した場合です。もちろん場所によって被害は大きく異なりますが、北朝鮮は間違いなく被害が多く出るところに打ち込んでくると思うので、東京都心への被害を想定します。
もし永田町に核ミサイルが落とされた場合は、半径2.5キロが完全に焦土化し、生物の致死率は90%だそうです。しかも、この半径にいる人間はフラッシュのような光を見た瞬間に、苦痛を感じることもなく消えてなくなるそうです。
また千代田区や新宿区、中央区などの隣接している区が崩壊、まずは10万人が爆発直後に死亡します。そして様々な影響により1か月以内に32万人の命が失われるそうです。これは時間帯にもよるそうで、朝のラッシュ時などに着弾した場合は新宿駅だけで130万人死亡すると試算されています。恐ろしいというかもはや地獄絵図です。
このことからもし永田町が核攻撃された場合、時間帯にもよりますが100万人規模の死者が出ると予想できます。これはあくまでも死者なので、怪我人などを含めると膨大な被害であることがわかります。
経済面の損失は・・・というともはや経済活動が完全に停止するのでとてつもなく大きいとしか言えないですね。日本の資産が失われると同時に、海外からの投資も引き上げられるので、考えるだけでもつらいです。
2. 北朝鮮から核攻撃があった場合はどうする?
もし北朝鮮から核ミサイルが発射された場合、対処方法などはあるのかと思われる方も多いと思います。とてつもない威力なのでもちろんどうなるかわかりませんが、やはり地下にいることが生存確率を高めるそうです。
北朝鮮からミサイルが発射された場合、日本への着弾は6~8分後と言われています。発射されたとわかったら近くの地下鉄の駅に急いで入るか、地下街やオフィスビルの地下に逃げ込むしかなそうです。もしうまく逃げ込めた場合は、衝撃波や熱線に当たらずに済み、爆心地から2キロの範囲内であっても生存できると言われています。
なので優先順位としてはまず地下に逃げること、そして核爆弾の最大の威力である爆風と熱線を直接受けない場所に身を隠すことが生存確率を高める唯一の方法かもしれません。
3. 北朝鮮の生物化学兵器による攻撃の被害は?
北朝鮮の生物化学兵器については、核攻撃のような一撃のインパクトはありませんが、工作員によるピンポイントかつ複数の場所で同時に事件を起こすことができます。つまり、サリンやVXガスを撒く場合、新宿・池袋・渋谷・上野・東京駅など東京のターミナル駅の朝のラッシュ時において同時に仕掛けることが効果を最大化させるかもしれません。
もし工作員がドローンによるVXガス散布をターミナル駅内で実施した場合、被害が出た瞬間に人々が避難するため、被害者はVXガスを散布した点から半径30メートル以内と仮定し、ラッシュ時なので1平方メートルあたり4人いると仮定すると11304人に被害が出ることになります。そしてこれがターミナル5駅で発生するので単純計算ならば56520人となります。結果、死者及び重傷者は約6万人に上ると思われます。
6万人の被害というのも甚大ですが、それ以上に影響があるのが恐怖を煽られることです。この事件以降多くの人々は、またテロが起こる可能性があることからも人口密集地に行くことを避けるはずです。この場合、経済活動に甚大な影響が出ることになると思います。
次のテロを警戒し、日本への投資は引き上げられ、また現在日本が力を入れている海外からの訪日客もほとんどいなくなるでしょう。結果として百兆円規模の損失を出すことになりそうです。東日本大震災の際の経済損失は約25兆円だと言われています。この点を考えると北朝鮮の攻撃によってどれほど大きな被害が出るかなんとなくわかるのではないでしょうか。
4. 北朝鮮から生物化学兵器の攻撃があった場合はどうする?
北朝鮮の生物化学兵器の攻撃への対処方法ですが、これはもはやテロ攻撃なので正直遭遇したら終わりという状況であると思います。ガスマスクを常時持ち歩くなどは非現実的ですし、やっている人といえばネイチャージモンだけなのではないでしょうか。
いうなれば、間違いなく人込みを狙うはずなので人込みを避けることが一番効果的かもしれません。人が多く身動きが取れない場所が危険であり、満員電車などはかっこうの餌食になるはずです。いつどこで起こるかわからないということを念頭に置いて行動するしかなさそうです。
またこの発想こそが北朝鮮の狙い通りとなる可能性もあり、我々の日常生活が安心して出来ず、常時恐怖心に煽られるストレスが最大の攻撃かもしれないですね。
とにかく、この状況を避けるために一番良い方法は戦争をしないことです!もちろんトランプ大統領とともに行動することは大事かもしれませんが、その代償は計り知れないものになるかもしれません。お気をつけて!
トランプ大統領についてもっと知りたい方はこのまとめ記事をチェック!
この記事のチャナレはこれだ!
・北朝鮮の核攻撃を東京に受けた場合、約100万人の死者が出る
・核攻撃の経済損失はもはや計算するのが嫌なくらい
・核ミサイルが飛んできてから着弾する約7分の間に、地下へ逃げ込む必要あり
・北朝鮮の生物化学兵器によるテロ活動が東京であった場合、死傷者は約6万人
・生物化学兵器のテロによる経済損失は恐らく100兆円規模
・生物化学兵器のテロはもはやいつどこで発生するかわからず対処ができない
・対応できるのは恐らくネイチャージモンのみ
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